鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー

2012.9.1〜2

(写真 文 lastsamuraipd300 )

「鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー」に我が日野コンテッサクラブから山河号コンテッサ900(PC)レーシング、ボクの復活したばかりの日野ルノー(PA)Specialとおなじみ!?BREコンテッサ1300クーペL(PD)の日野製ツーリングカー3台揃って参加し、華麗なる60年代自動車レース・パレードで編隊走行を披露してそのすばらしさをアピール!してきました。

ボクはルノーを操り、コンテッサ1300クーペLのステアリングは1993年に伝統の鈴鹿1000kmレースでクラス優勝(総合7位)の金字塔を立てた!?時に一緒に組んだドライバーで2005年(等)鈴鹿クラブマンRSレースチャンピオンでもある大学後輩・長年のモータースポーツ仲間のT選手に託しました。

 どこかのだれかがその時の動画をYou Tubeにアップしてくださっていますので紹介させていただきます

こちら

待望の日野ルノー900S カロッツェリア ワタナベ Spl.(勝手に名付けた)復活!

ボディカラーは迷わず!昨年末亡くなった父が初めて手に入れた4輪車(=我が家の最初のマイカー)であったルノーと同じ(に近い)濃緑色(フォレストグリーン?)とした。

 このルノーは当時、その後あの有名!?なグリフォンやリカーンを作った日本のカロッツェリアの草分けと言えるカロッツェリア ワタナベさんがチューニングしたモノで第1号作品とのこと。

エンジン・ミッション・アシまわりはコンテッサ900で、それも貴重な900Sの4速ミッション。よってホイールはルノー独特のリムのみ交換するタイプではなくてPCD140の4穴。

4枚ドア&リアフェンダーがカロッツェリア ワタナベお家芸のFRP製、ダッシュボード&コンピネーションメーターもFRP製ワンオフ等々多岐にわたる改造箇所があり、オリジナル嗜好の方からは??かもしれないが、ボクの考え得る当時のリアエンジン車の理想的なチューニングが施してある。

他にもリアのアシはゴルディーニみたいにツインショックアブソーバーでスタビライザーも追加してありフューエルタンクはフロントに移設してある等々だ。当時、製作者・渡辺さんご自身がジムカーナに参戦してみえたとのこと。

 元来748cc 21psしかないルノーが軽量化された上に893cc 40psとパワー倍増(といってもしれてるけど!)しているので、現代の交通の流れの中でも問題なく軽快に走るv(^^)

 ↑カメラ好きだった父は8mmフィルム映像もたくさん残してくれていて興味ある一部をDVD化してみたが、1963年鈴鹿サーキットにおける第1回日本GPの練習日に撮った映像を写したルノー。たぶん西下正也さんという選手で結構センスよくてカッコイイと思うけど。この決勝レース(700〜1000ccツーリングカーのC-。)では、みなさんご存知のように立原選手コンテッサ900が勝ちv(^^)伝説を作った。

 父はボクと一緒で人込みが嫌いだったようでGP決勝レースは観に行ってないが、鈴鹿C.黎明期のこの頃、ほぼ隣町の三重県菰野町に住んでいて日野ルノーやその後買い換えたコンテッサ900に幼少のボクを乗せて練習や草レース?を観によく連れて行ってくれた(遊園地も併設だし)。その時 眼にしたレーシング仕様のルノーやコンテッサの勇姿がアタマにこびりついて、その後のボクの(趣味)人生を決定づけたのだ!? ろくに進化せず半世紀経ってしまったということだけど(^^;

 この変なガキ(つまりボク)は、その後30歳にして鈴鹿シルバーカップレースでデビューし、あくまでアマチュアの範疇ながら伝統の鈴鹿1000km耐久レースへの5回挑戦[4回完走、3回クラス表彰台(=トップ10フィニッシュ)うち2回クラス優勝(ともに総合7位)の金字塔立ててる!?←時間も費用も限られるアマチュアとしてはチョッと自慢!???(もちろん一緒に組んだドライバー、メカニックみんなの力だけどね)]を含み自らも長年走ってきたこともあり、鈴鹿C.には並々ならぬ思い入れがあるのだけど・・

 その鈴鹿C.も今年50周年を迎え、(このルノーの復活に合わせたように?)来る9/1〜2に鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデーというイベントが催されるが、なんと!!!そのイベントにゲスト?としてコンテッサ900レーシング山河号とボクのBREサムライ・コンテッサ1300クーペLと共にこの日野ルノーSpl.も出演!?予定となった。

 鈴鹿サーキット黎明期に足跡を残しているルノーPA&コンテッサPCを含めた日野ツーリングカー3台すべて揃って共演できる貴重な機会だと思うので、その存在をアピールしてきたいと思っており、とにかく上述のように個人的に思い入れのある鈴鹿C.の50周年イベントに大好きな日野車を操って協力・参加させていただくことはたいへん光栄に思っていて感慨深いモノがある。

 幼少期に我が家の日野ルノーのハンドルを握って?以来、人生最初と最後に乗るクルマは日野ルノーとなんとなく心の中で決めていたようなところがあるのだが、成り行き上(このルノーが2006年に某インターネットオークションに不動車現状なりの手頃な開始価格で出品され入札したのがボクだけだった)予定より早めに?人生最後のクルマが動き出しちゃった感じかな。

 

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